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琉球大学病院 第三内科

第15回 臨床脈波血圧研究会 最優秀賞、高得点演題 - 石田 明夫

- 2015.06.20 -

動脈スティフネスに関連した脈波伝播速度(PWV)、ABI、中心血圧のエキスパートが集う研究会です。
2012年に沖縄PAD研究 (Okinawa Peripheral Arterial Disease Study)として発表して以来、2013年に當間裕一郎先生、2014年に金城よしの先生、そして今年で4年連続当科の発表が高得点演題に選ばれました。

今回は2012年に続き2度目の最優秀賞を受賞しました。ABI低値(ABI ≤0.9)は末梢動脈疾患PADの診断に用いられていますが、若年者ではABI正常高値が動脈スティフネスを反映し、その臓器障害(蛋白尿、左室肥大、脳内微小出血)と関連するという新たな可能性を報告しました。
招待講演では、AHAの2012年ABIガイドラインの筆頭著者であるAboyans先生が、我々の研究結果の一部をスライドで紹介してくれました。

対象者数が非常に多く、素晴らしい研究であるとお褒めの言葉をいただきました。さらに研究を発展させ、沖縄から新たな成果を発表していきたいと思います。
本研究は_沖縄健康づくり財団との共同研究です。
ご協力いただいたスタッフの皆様に感謝致します。

 

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