琉球大学病院 第三内科

血液浄化療法部

血液浄化療法部

沖縄県における腎代替療法を中心とした慢性腎不全診療のお役に立てるよう尽力します。

琉球大学病院 血液浄化療法部 腎・高血圧グループ 准教授
古波蔵 健太郎 KENTARO KOHAGURA

#01血液透析、腹膜透析

血液透析のベッド数は20床あり、年間の透析実施件数は、約4000件(コロナ前は9000件)で全国の国立大学病院の中でトップレベルのベッド数、稼働実績があります。 専任の医師、看護師、臨床工学士が常駐し入院中の血液透析患者の維持透析、急性腎不全に対する緊急透析などを行っているほか、外来維持血液透析患者20名前後、腹膜透析患者は20例前後フォローしています。大学病院では、心血管病の手術やがんの治療、精神科の治療などの目的で入院されている維持血液透析患者など特殊な症例を経験できるほか、外来維持血液透析患者のマネージメントも学ぶことができる点が大きな特色になっています。日本透析学会の認定施設にもなっており、同学会の専門医取得のための教育や支援も行っています。

#02腎臓病サポート外来 (腎代替療法選択支援外来)

慢性腎臓病が進行し、末期腎不全に至ると腎代替療法(腎移植、血液透析、腹膜透析)が必要になります。 腎代替療法の選択に際し、医学的側面のみならず患者のライフスタイルや希望に沿った選択が求められます。 CKDサポート外来では、担当医師、看護師が患者やその家族と共同で意思決定を行う Shared decision making (SDM) に早くから取り組んできました。琉球大学病院のみならず、連携先の医療機関からも患者を受け 入れ、真に患者に合った腎代替療法を選択できるように支援を行っています。

 

#03各種アフェレーシス療法

大学病院に入院されている様々な自己免疫疾患の患者や腎移植前の患者に対する血漿交換や免疫吸着療法、白血球吸着療法などのほか、腹水濾過濃縮再静注法(CART)などアフェレーシス療法を担当の診療科と協力して年間200例ほど行っています。

琉球大学病院へのアクセス

琉球大学病院 第三内科
〒903-0215 沖縄県中頭郡西原町字上原207番地

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