人を対象とする医学系研究

研究名
高尿酸血症と高血圧に伴う慢性腎臓病患者を対象とした尿酸降下薬(尿酸産生抑制薬と排泄促進薬)の腎機能低下に対する影響の検討
内容
慢性腎臓病(chronic kidney disease,CKD)患者では高尿酸血症を合併することが多いが、尿酸降下薬の腎保護作用や薬剤の種類による違いは明らかではない。本研究では CKDと高血圧を合併する高尿酸血症患者を対象に、キサンチンオキシダーゼ阻害薬と尿酸トランスポーターURAT 1阻害薬の腎機能に及ぼす影響を2群間並行試験を行って検討する。
担当医師
古波蔵 健太郎
担当CRC
倫理委員会承認日~2021年2月28日(終了)
研究名
高齢心不全患者における身体的・社会的フレイルに関する疫学・予後調査~多施設前向きコホート研究
内容
入院を必要とした高齢心不全患者において、悪液質、サルコペニアなどの身体的フレイルおよび独居、社会的孤立などの社会的フレイルの頻度とそれが予後とどれだけ相関しているかを明らかにする
担当医師
相澤 直輝
担当CRC
倫理委員会承認日~2020年12月31日
研究名
経カテーテル的大動脈弁置換術前後における非侵襲的脈波指標(AVI)と左室大動脈弁圧較差の変化と比較
内容
大動脈弁狭窄症の重症度や弁置換術後の左室大動脈弁圧較差を非侵襲的に計測する方法としては心エコー図検査が有用であるが、私たちは大動脈弁狭窄症の重症度と脈波の立ち上がりの遅さが関連していることに着目した。新しく上腕カフのみの非観血による血管指標arterial velocity pulse index (AVI)を測定するPASESA AVE-1500© が登場し、AVIは脈波の立ち上がりの速さとの関連があると考えられ、実際に大動脈弁置換術前後でのAVIと大動脈弁狭窄症の重症度の変化との比較検討を行う。
担当医師
當間 裕一郎
担当CRC
倫理委員会承認日~2023年3月31日
研究名
血管疾患および心臓疾患の診断評価のための自動画像処理システム
内容
画像検査で得られた血管および心臓の画像のデータを個人がわからない形のデジタルデータに加工し、 それをコンピューター上に移して、画像処理するプログラムを開発する。 その際に、X線CT、MRI、超音波診断法、血管造影等の所見を比較する。 本研究の目的は、さまざまな血管の画像をコンピューターで処理して、 適切な診断が行えるソフトを開発すること。ソフトの開発に際して理化学研究所と共同開発する
担当医師
岩淵 成志
担当CRC
倫理委員会承認日~2021年3月31日
研究名
血液透析患者における急性心不全発症と予後に関する研究
内容
末期腎不全・維持血液透析患者における心不全の病態解明を目的とし、急性心不全を発症した透析患者の臨床的特徴および発症後の予後を調査する。
担当医師
相澤 直輝
担当CRC
倫理委員会承認日~2020年3月31日 終了