研修医・学生へのメッセージ

★2023年9月1日に行われた医局説明会の様子をYouTubeで限定公開しています。

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学生の皆さんへ

沖縄には臨床教育に熱心な風土があり、各病院が切磋琢磨して充実した研修システムを構築できるよう努力しています。

琉球大学では、他の基幹型臨床研修病院、臨床研修協力病院および研修協力施設(離島診療所など)が各々の特徴をいかしつつ、相互に連携を図り、よりよい臨床研修を実現するために形成された臨床研修グループRyuMICがあります。
プライマリ・ケアから専門診療までを研修し、様々な基本的臨床能力が身につけられるようなプログラムになっています。

琉球大学病 総合臨床研修・教育センター

 

研修医・医師の皆さんへ

後期研修医および熱意のある医師を幅広く募集しています。県外からのUターンやIターンも歓迎です。

当教室は、循環器、腎臓・高血圧、神経を専門領域としています。生活習慣病、動脈硬化,高血圧を基盤として発症する心疾患、腎障害、脳卒中は、一つの臓器ではなく全身の血管病を背景とするため、一人の患者さんで同時に発症することも多く、心・腎・脳連関ともよばれます。それぞれの分野で高度な専門治療を行うとともに、グループ間で協力して一人ひとりの患者さんに対して適した治療を選択します。

医局員のチームワークがいいのも我々の教室の特徴です。後期研修医として内科全体を学びながら、各分野の高度な専門領域の研修を行い、サブスペシャルティ専門医(循環器専門医、腎臓専門医、神経内科専門医、脳卒中専門医、高血圧専門医、透析専門医など)資格を取得することが可能です。

後期研修後は、関連病院などでさらなる臨床経験を積んでいくことになります。一つの病院で研修を続けるだけでは学ぶことが限られてしまいます。いろいろな施設で研修を行うことは、多くの優秀な指導医から様々なことを吸収して成長することが可能となります。国内留学や海外留学などの機会を作ることも大学病院の強みです。

また、日常診療では様々な疑問点がでてきます。教科書や論文を検索して問題解決を図るのは当然ですが、全てが解明されているわけではありません。そのような疑問点を解決すべく、臨床・疫学研究や基礎研究を目指すことも可能です。研究成果を国内や国際学会で発表し、さらには、論文を発表して学位(博士号)を取得することもできます。一つのことを深く掘り下げて研究することは、洞察力や批判的思考力が身に付き、将来必ず役に立ちます。

我々の専門とする領域は、common diseaseも多く含まれ、将来開業を志す際にも、きっと役に立ちます。
見学や短期研修も大歓迎ですので、お気軽にご連絡ください。